株主総会へ行くときの持ち物3点【服装はどうするか?】

株主

ついに、自分も、

株主デビュー!

自分の資産を運用する一つとして、

株式をやろうとする理由は、

主に次のとおりです。

・自分の資産を増やしたい
・売買利益が欲しい
・株主優待が欲しい
・株主配当が欲しい

このほかにも理由はたくさんあると思います。

一方、

「株主総会」という文字ズラを見て、

出席しようという人はどれくらいだと思いますか?

こちらの記事にヒントが載っていました。

株主総会の出席率が通常の約10倍 ほぼ日上場に見る、会社と株主の新しい関係
2018年5月23日、EDGEof にてビジネスモデル学会が主催する、第14回Evening Sessionが開催されました。今回は、「 ほぼ日の目指すもの – 次なる資本主義を見据えて 」と題して、株式会社ほぼ日の取締役兼CFOの篠田真貴子氏が登壇。ほぼ日という会社のビジネスモデルや社会との関わり、ほぼ日の組織や人材...

 

わずか、1〜3%だそうです。

 

相当な物好きしか出席しないということですよねw

また、この記事でも書きましたが、株主総会に出席すると、お土産をくれる会社もあります。

株主総会でお土産を貰える企業の見つけ方【出席する前にわかる!】
株主総会は、取締役などの経営陣の信認の可否が行われる場です。 上場企業の場合、年1回株主総会が行われます。 株式を所有している場合、単元となる100株を持っていれば、 概ね1議席の議決行使権が与えられます。(企業で変わる場...

このお土産を貰う目的で、同じ日に開催される他企業の総会をハシゴする人も多くいます。

そして、その会社をとっても愛していたり、意見を言いたくて仕方がない人は、株主総会にはきっちり出席します。

・リタイアしたお金持ちそうな貴婦人

・ニートっぽい若者

・働いてなさそうな中年

・倹約家っぽい主婦

株主になっている人は実に多彩です。

そのため、人間観察を目的に株主総会に出席する価値は十分あります

でも、自分がどう観られるかはとても気になりますよね。

この記事では、株主総会に出席する際、何を持っていけば良いかを説明します。

株主総会へ出席に必要なものは3点!

株主総会に出席するためには、次のものが必要になります。

 

1.議決権行使書
2.株主総会招集通知書
3.本人確認書類等

議決権行使書

「株主総会招集通知書類在中」と書かれた郵送物の中に、次のような紙が入っています。

この紙の点線から左側の部分が必要となります。

中央上部の「第○号 賛 否」のいずれかの意志表示がない場合には、

左下の(ご注意)のとおり受付が行われます。

 

株主総会招集通知書

カラーや白黒でホチキス止めされた冊子が入っています。

丁寧な企業は、忘れた人用のためにこの冊子を用意してくれますが、

用意していない企業もたくさんあります。

当日の説明の中では、「P○の〜のとおり」と報告事項で使われますので、

手元で参照するのに必要となります。

 

本人確認書類

議決権を行使できるのは、原則として名義人本人のみです。

そのため、持っている議決権と本人確認されるケースがないとは言えません。

ほぼないとは思われますが、運転免許証などの本人確認書類を持っていたほうが、

いざというときは安心です。

イメージとしては、選挙の投票と似ていると思ってください。

株主総会の出席に役立つ1冊!

株主総会では、自社の経営状況など説明が行われますが、業界の立ち位置や他社との比較を語ることは非常に少ないです。

なぜなら、株主総会は、自社へ投資していただける投資家を対象とした説明であって、マイナスになるポイントを避ける必要があるからです。

そこで、引き続きその企業の株式を保有するかについて、俯瞰的に把握することが大切です。

そこで大事なのが、業界全体から見たその企業の立ち位置。

把握できる本は、会社四季報です。

投資家であり続けるためにも、最新の会社四季報を手に入れて確認することをお勧めします。

 

株主総会に出席している人の服装

株主総会は、きっちりした服装で行く必要があるんじゃないかと思う人は少なくないはずです。

企業の社長や取締役が出席するんだから、スーツなどフォーマルな服装が望ましいと先入観を持っている人もいるかもしれません。

確かに、株主総会では、議長の社長や取締役は、夏場の暑い時期でも、スーツに白いワイシャツにネクタイです。

ただし、企業としては信認されるか否かがかかっているため、フォーマルな服装をするわけで、株主には一切求められていません

そのため、出席する株主はオタク的な服装をしている人や

普段着の高齢者、仕事を抜け出してきたと思われるサラリーマンなど様々です。

それゆえ、服装に決まりはありませんので、好きな服装で臨みましょう

ただし、社会通念上過激なファッションと思われる服装は、警備員に止められるかもしれないです。

あくまでも、常識的な服装なら大丈夫であるという印象です。

 

株主も色んな人がいる

出席する株主は、企業によって千差万別です。

比較的高齢者が多いイメージですが、これも日本の構成人口と同じような感じです。

一方で、外国人の株主も多くいます。

特に、質疑応答では積極的に挙手する人が多く、流暢な日本語で質問をしています。

大きな場で萎縮してしまう日本人が多い中で、

自分が疑問に思う部分を素直に質問する外国人株主の姿を見ると、

大変新鮮に感じます。

その企業を投資先として見てよいか?

どんな事業で競争優位を得ているのか?

経営陣の話を抜きに、外国人株主の質問を聞いて、

これが世界の標準なのだと感じました

このような気づきもあるため、

もし時間があれば株主総会に出席することをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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