ベイプです。
自分は変わることができるけど、他人を変えることはできない。
大人になれば誰もが気づくことですよね。
特に一日の大半を過ごす、職場は様々な人がいるものです。
自分の仕事にやりがいをもって日々送りたいものの、
次の問題はよく発生します。
○ モラハラ・パワハラ・セクハラ等のハラスメント
○ 曖昧な指示による業務遂行困難
○ 人間関係の不調和
その中で苦労する人の中には、
自分の悩みを、直属の上司に相談しても
何も状況が変わらないことではないでしょうか。
その結果で、自分のカラダに不調をきたしては元もこうもないです。
この記事では、上司に相談しても状況が変わらないワケや
そんな状況に直面した際、自分ができる3つのことをご紹介します。
上司に相談しても状況が変わらない2つの理由
自分の悩みを上司に打ち明けて、状況が改善することは誰もが望むことです。
一方で、状況が一向に何も変わらない場合、
次のことが起きている可能性があります。
2.緊急度・優先度ともに低いと認識されている
上司が相談の意図を把握できていない
満を持して、相談したことが上司に伝わっていないケースです。
これは、自分と上司でのコミュニケーション不足により発生している可能性があります。
例えば、次のケースです。
↓
自分:よく見ます。最近、眠れていないので、就寝前にヒーリングミュージックを聴いています。
↓
上司:そうなんだ!俺は、DIYやキャンプの動画良く観るんだよね〜。
↓
自分:そうなんですね。
↓
終わり。
緊急度・優先度ともに低いと認識されている
仕事の中身について、上司に相談した結果、解決されないケースに多いです。
なぜなら、職務や役職により、
その日に必ずやらなければいけない仕事は変わるからです。
そして、自分が今日中に終わらせなければならないと思っている仕事でも、
上司にとっては、今週中までに解決されれば良いと思っている場合があります。
そのため、自分が相談した内容が緊急度・優先度ともに低い相談事項として、
整理されてしまいます。
たとえ、その内容がクライアント等からの緊急を要するトラブル事項だったとしても、
上司の中では、本筋を理解していないケースでは、部下同士のトラブル程度だと解釈している場合も発生します。
自分ができる3つのこと
相談した結果、自分が不利な状況になることは最も避けるべきです。
特に、仕事上のトラブルは、
言った言わないで揉めるとラチがあかないことが多いのではないでしょうか。
そこで、自分ができる3つの行動は次のとおりです。
2.上司の1つ上のポジションの人に相談する
3.社内外の専門機関に相談する
相談した内容のメモを作る
まず、相談した事実を形に残すことをおすすめします。
書く内容のポイントは次のとおりです。
○ 相手の名前
○ 自分が話した内容
○ 指示を受けた場合、その内容
事前に相談することをメモする余裕があったら、
相談する内容が前もって整理できるのでやるべきことかと思います。
ただし、相談した形跡を残すことが、後のトラブルを避ける上で何より大事です。
上司の1つ上のポジションの人に相談する
次に自分が取れる行動として、
上司の1つ上のポジションの人に相談することです。
1つ上のポジションに相談するメリットは、
上司の部下管理能力が把握できる部分にあります。
たとえ、自分の相談内容が漠然としていて、
緊急度・優先度ともに低かったとしても、
直属の上司として、その内容を適切に指導できていなかった事実が残るからです。
もし、上司に相談した内容のメモができている場合、
そのメモに基づいて説明するとスムーズに運ぶ可能性が高いです。
社内外の専門機関に相談する
最終手段と思う人も多いかと思いますが、会社は組織として動いています。
そのため、組織の一社員がトラブルを抱えていたとして、
そのトラブルに対処できていないということは組織の問題と捉えることができます。
特に、上司や周りの人に相談した後に、
働きにくくなってしまう懸念がある問題(セクハラ・パワハラ)は、
専門の部署や相談機関に話す選択肢をもちましょう。